STEAMのWORKSHOP
STEAM版FootballManagerの特権といえば、やはりワークショップ(WORKSHOP)でしょう。ワークショップはゲームにおいてユーザーが許される範囲でゲームをカスタマイズ(ModifyまたはMOD)できるスペースと言えます。これは、オンラインゲームだとしばしばチート行為と嫌悪されますが、FootballMangerはあくまでシミュレーションゲームですので、データのカスタイマイズはむしろユーザーが楽しむべき領域かもしれません。しかし、本サイト・本記事はチート行為を推奨するものではなく、あくまでFootballManagerの世界を広げるためのカスタマイズという立ち位置で解説を進めたいと思います。
STEAMのワークショップとは何か
STEAMのワークショップとは、各ゲームごとにコミュニティがありそのコミュニティ内でゲームの素材やカスタマイズを他のユーザーと共有する場として設けられていいます。Steamのワークショップでは、次のようなことができます。ユーザー同士が作品を公開する、素材を共有する、無料のMODを利用するなどです。STEAMコミュニティでは、ワークショップを通じてゲームのMOD素材を比較的安全にそして簡単に共有できるようになっています。ユーザーはワークショップで共有されているアイテムを、ゲームの追加機能感覚で「サブスクライブ」することでダウンロードし、ゲーム内でMODを適用することができます。
海外製ゲームほどワークショップに寛容
日本ではMODは、ゲームの楽しさを壊すものとして理由はわかりませんが嫌悪される傾向にありますが、海外ではMODはゲームによってはかなり積極的に受け入れられることもあるようです。管理人がプレイしているゲームでSTEAMワークショップ(MOD)が活発なものとして、EURO TRUCK SIMURATOR 2 通称ETS2があります。ETS2ではワークショップやMODの利用を公式でほぼ認めていて(声明などはだしていませんが)、オプションの設定画面にMODを管理するUIが備わっていてユーザーはかなり自由に自分のトラックをカスタマイズできるようになっています。また、マップもカスタイマイズできるMODが存在しており、公式のDLCによるマップ拡張のさらに詳細かつ広大なマップをプレイできるMODも存在します。
FootballManagerのワークショップ
FootballManagerに関するSTEAMのワークショップでは、やはり選手のカスタマイズしたデータの共有が一番人気があります。次に人気があるのは、移籍市場を反映したアップデートデータでしょうか。開発元のスポーツインタラクティブからも公式のアップデートが、ゲーム発売後通例2回程度データベースのアップデートが行われますが、それに加えて公式では反映されていない選手の移籍情報なども反映させたりと、FootballManager有志の執念は凄まじいものがあります。
有名リーグの拡張ワークショップ
FootballManagerのSTEAMワークショップで、管理人個人的に気に入っているのは「イングランド10部リーグまで拡張するワークショップ」です。あえてURLは公開しませんが、STEAM上でEnglandなどのキーワードでリーグ拡張ワークショップを検索していただければ見つけ出せると思います。
また、アジアチャンピオンズリーグを歯ごたえのあるものにするためにサウジアラビアのリーグ拡張ワークショップも、PCのスペックに余裕があれば導入するのもいいでしょう。サウジアラビアリーグを導入すると、サウジのクラブの移籍活動が活性化し欧州のクラブからスター選手を、オイルマネーで引き抜こうという動向が起こるため人気選手は市場価格がかなり高騰するという弊害も起こります。
FootballManager25のワークショップの展望
FootballManager25では、ワークショップがどうなるかはまだわかっていません。ゲームエンジンがUnityに移行したことによってデータベース構造が変わり、FootballManager2024までのデータベースが使えないことになりますと、これまで蓄積されてきたFootballManagerのワークショップの歴史が一からやり直しになる可能性もあります。ただ、FootballManager2024のセーブデータはFootballManager25で継承して使えるということで、もしかしたらデータベース構造は現行のままの可能性もあり、ワークショップのアイテムも少しの改良で使用できる可能性があります。